ロンドン①ロンドン概要

f:id:margaretpsb:20160128083453j:plain

 

中心を、今回目的地であるロイヤル・オペラ・ハウス(ROH)にして、ロンドンを東京に喩えてみます。ロンドンもパリも東京も大きな川が流れ、北が下町、南が工業地、東がベッドタウン、西が山の手なのは同じです。

ROHがあるコヴェント・ガーデンはソーホー地区、ここはウエスト・エンドで、新宿のような劇場・レストラン・飲み屋がひしめく街。新宿2丁目みたいな界隈もあり。

ここから反時計回りに見ていきます。

その北、ブルームズベリーは大学、裁判関係の事務所などが多く、御茶ノ水や文京区のような落ち着いた街。大英博物館、ホテルが多いラッセルスクエアも含みます。

さらに北、キングスクロス、セントパンクラスユーストンと3つの国鉄駅が並ぶ地域は上野的な雰囲気。かつては治安も悪かったけどかなりきれいになった。主に北からの電車が多いので、安い宿やレストランが多い。セントパンクラス駅は国際列車ユーロスターが発着してインターナショナルでおしゃれな感じ。

そこから西、ベーカー街を超えると、くまで有名なパディントン駅界隈は池袋のような、ごちゃごちゃして若者が多い街。空港から直通のヒースローエクスプレスが発着するので、海外からの観光客、安いホテルも多い。

その南には大きなハイドパークとグリーンパークがあり、地図外にはバッキンガム宮殿(皇居)。ほぼ緑。

その東は商業地区、銀座のような高級店が並ぶ。テムズ川沿いは東京のリバーサイドと似ていて、ビッグベンなど、「WEG」のPVでニールとクリスが歩いた世界遺産の風景。

テムズ川南は墨田区のような工業地・住宅区だったけど、開発が進んで、ロンドンブリッジそばに3年ほど前にできた中東資本っぽいザ・シャードはスカイツリーのような斬新さ&観光ランドマーク。まだまだ地上は下町っぽい。

テムズ川を北にわたると金融街・公官庁街。ガーキン(きゅうり)のようなデザインビルも多し。地図外に東に行くとイーストエンド荒川区・足立区。いまでこそアーティストの多い街だけど、昔から移民が多く、かつては大陸から逃れてきたユダヤ人が、いまはインド・パキスタン系が多い。香辛料の香り。

イーストエンドの北のショーディッチはアート最先端の町で、小さな美術館、ギャラリー、アートハウス、スタジオ、クラブが多い。PSBのスタジオもここにある。

地図外の西は貴族の住む高級住宅地ケンジントン、成城や田園調布のようなチェルシー地区、さらに世田谷区以西みたいな住宅地が続きます。アールズ・コートは住宅地の中にあるホテルの多い地区で、女性観光客に人気。

今回の旅行では、コベント・ガーデンに近いラッセルスクエア近辺に的を絞ってホテルを厳選してみたいと思います。

ヒースロー空港からは特急ヒースローエクスプレス(パディントン駅のみ停車)のほか、普通料金で乗れる地下鉄ピカデリーラインが走っています。コベントガーデン、ラッセルスクエアともピカデリーラインです。