旅行のお金のこと

何十回海外旅行に行っても、お金(現地通貨)のことは悩みます。

欧米はどこでもクレジットカードが使えるので、買い物はもちろん、交通費(交通カードへのチャージなど)や、観光客が行くような場所のカフェやパブなど1000円くらいの出費でも、たいていカードOKなのですが、まれに使えなかったり、どうしても小銭がいる場合はあるので、多少は現金がいります。ちなみにクレジットカード決済にも海外での使用は手数料1.6%程度がかかっています。

 

昔はトラベラーズ・チェックが比較的安全で現金よりもレートはよかったのですが、いまはもう発行されていないので、選択肢から外れました。

参考

海外旅行の外貨両替術☆日本で?現地で?通貨で異なるお得感 - NAVER まとめ

 

最初の選択肢は現金からの両替。ドルとユーロは現地よりも日本で交換した方が少し有利。ポンドは現地でも日本でも、どこで両替しても、とても高くついてしまうため(為替に1ポンド当たり+10円程度、たとえば現在為替は1ポンド155円だけど、両替すると1ポンド165円くらいになる)ので、とても損した気分。どうしても日本出発時から持っていたいのなら、1万円くらいなら両替しておいてもいいかも(円高の時なら良いですね、ポンドは1カ月で1ポンドあたり10円くらい平気で変動するので)。

現地で円→ポンドに両替は、手数料が高いうえに、銀行や郵便局を探さなきゃならないうえに並んだりオープン時間も限られる。観光地などにある私設の両替所は手数料がぼったくりのところが多い。ハロッズの両替所は銀行と変わらなかったと思いますが、それでも手数料は高いです。最後の手段だと思います。

 

次の選択肢はクレジット・カードのキャッシング。キャッシングはいわば借金ですが、最近は、これが一番、現実的だと思います。ATMはどこにでもあります(ひと気のない場所は避ける)。キャッシング時のレート(国際ブランドが定めたレートに3.024%(税込)を加えたもの、通常は公表されていませんが、為替レートより若干高い程度だと思われます)にプラス、金利ですが、金利は次回のクレジット会社からの引き落とし時に1回で返済すれば最長でも1ヶ月半程度の借金、金利は1~3%程度なので、合計しても、現金両替よりもレートはいいです。基本的にクレジットカード会社への手数料は不必要だけど、設置されているATMによっては手数料(1ポンド程度)がかかる場合もたまにあるそうです(ぼったくりATM!)。

最後、VisaデビットカードJCBデビッドカード。日本でも海外でも使えるデビッドカードも最近普及してきました。クレジットカードと同じように使用できますが、自分が開設した銀行口座から引き出します。海外のATMから自分の口座のお金を引き落とすので、金利はありません。「海外利用にかかるコストとして、国際ブランドが定めたレートに3.024%(税込)を加えたもの」がかかりますが、手数料は無料なので、キャッシングより若干安いと思います。

私は楽天銀行に口座があるので、楽天銀行JCBデビッドカードを申し込んでみました。JCBなら発行手数料も年会費も無料でした。口座開設も無料なので、いちばんお金がかからない方法の一つかなと思います(楽天銀行は店舗がないネット銀行ですが、セブンイレブンのATMなどで出入金出来ます)。

VISAデビッドカードは年会費が1,080円かかります。JCBは海外ではあまり使えないのですが、Cirrus(シーラス)=マスターカード系と提携しているので、引き出せるATMがない、といった問題はないと思います。これもぼったくりATMから手数料とられる可能性がありますが。

海外でのデビットカードの使い方、国際カード|楽天銀行

 

以上、今のところの調べです。円高が続いてくれて、1ポンド155円くらいだと助かりますね。